2006年01月15日

篠山市辻の四本杉06.1.8

兵庫県篠山市辻 稲荷神社の四本杉

静かな神社の入り口で、猟銃を手に山を下りて来た二人づれに出会いました。
「イノシシがおったらええけど、鹿ばっかりや」
とのこと。本物の狩人を初めて見ました。

よく見ると付近一帯動物よけの電線が張り巡らされています。

四本に分かれた幹が高くそびえる大杉は見事。
特に雪景色の中、厳しい表情に見えました。

■樹高:30m 幹周:9m 推定樹齢:700年 郷土記念物

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巨木写真 辻の4本杉もぜひご覧下さい






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藤坂の大カツラ 2006.1.8

兵庫県篠山市 藤坂の大カツラ

陽が上がってきたので、そろそろ路面も溶けてきたかも。
やっぱり山を越えて藤坂の大カツラを訪ねることにします。

車窓の風景はまるでスキーにいくかのような雪景色。
大丈夫かしら?

115-1510_IMG.jpgずっとこんな景色が続きます。

途中、凍結したところもありましたが、なんとかカツラへの登り口に到着。
ところが、人の歩かない山への道は膝まで積雪が…。

「こら、あかんわ。」と、主人。
二人とも普通のスニーカー、準備が甘かったな。
「長靴、もって来たらばよかったねぇ」
どんよりと山を下り始めたところ、神様ありがとう!
「暮らしの百貨」のお店に遭遇しました。

27cm1380円と24cm980円の長靴に靴用カイロを購入(^^)
急いで引き返します。

115-1514_IMG.jpg 不審者に注意!

私は主人が踏みしめてくれた後を歩きましたが、それでも歩きづらい雪道。
でも、なんだか楽しくてがんばって登ります。

山に入ると、道が二手に分かれていました。
カツラは水源にあるはず。
小川に沿った細い道を進みます。
まだ?まだ?息もきれてきた頃、カツラが姿を現しました。
「おっ、お〜」二人ともしばし見とれ、言葉も出ません。

雪の中、何本もの幹を高く伸ばした姿は神々しく、
静かで、真っ白なそれは美しい世界でした。

本当に逢えてよかった。

■樹高:30m 幹周:12m 兵庫県指定天然記念物

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巨木写真 藤坂大カツラでもっとすばらしい写真をご覧下さい




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2006年01月14日

能勢町 安穏寺の大銀杏 06.1.8 

大阪府豊能郡能勢町倉垣 安穏寺の大銀杏

2006年初の巨木は「藤坂の大カツラ」と決め、朝6時半に家を出ました。

ところが、この日は全国的な大雪の予報、
途中173号線は「凍結の為普通タイヤは通行不可」の表示が。

「え〜っ、せっかく早く出てきたのに…」

あきらめるのも悔しく、能勢に廻って
前回見つけられなかった大銀杏に行くことになりました。

11月に野間のけやきを訪ねたとき、地元の方が「すごい銀杏がある」
と教えて下さったのですが、見つけられなかったのです。

それが最近、主人のサイトを見て下さった
ikimonodaisukiの管理人さんが道を教えて下さいました。ありがとう!

細く急な坂道を登りきるとお寺の塀の際に「すごい銀杏」が現れました。
根元から六本に分かれた幹がそれぞれまっすぐに伸びています。

とても勢いのある樹でした。
黄色い葉がいっぱいの頃、ぜひ訪れたいと思います。

帰り道、凍った坂道ですってんころりん、しりもちをつきました。



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posted by yuko at 18:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 2006年1月の巨木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大阪 壷井八幡宮の大楠05.12.1

大阪府羽曳野市壷井 壷井八幡宮の大楠

大銀杏で大満足だったのだけれど、せっかくだからもう一本と壷井八幡宮を探します。
離れたところからもそれらしい大樹は見えるのだけれど、なかなかたどりつきません。

道を尋ねてようやく着きました。
石段を登った小高い八幡宮の境内に大楠がいました。
手入れのゆきとどいた境内で大切に守られてきたのだと思います。

太い幹も隆々とした根も穏やかに見えました。

■推定樹齢800〜1000年 大阪府指定天然記念物

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114-1477_IMG.jpgきれいに手入れされた境内

私の写真ではよく分かりませんが、巨木写真 羽曳野・壷井神社の楠で、この楠の大きさを実感して下さい。
posted by yuko at 17:53| Comment(1) | TrackBack(1) | 2005年12月の巨木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

流谷八幡神社の大銀杏05.12.1

河内長野市天見2211 流谷八幡神社の銀杏

大銀杏を目当てに八幡神社にたどりついたら、まず大杉をみつけました。
この八幡神社は京都石清水八幡宮からご神体を勧請したことがはじまりだそうで、
大杉には「勧進杉」とありました。

114-1455_IMG.jpg

ここから橋を渡ると八幡神社です。
このあたりは本当に静かでひなびたところ、時間の流れがゆるやかです。
橋の上からの眺めは、心に染み入る日本の秋。

114-1457_IMG.jpg

橋を渡ったところに楠の大木があります。
手前の柿も相当に大きい木です。
1月6日の勧請の日にこの柿と橋の向こうの大杉との間にしめ縄をはられるとか。

114-1460_IMG.jpg

一面を埋め尽くす黄色い落ち葉を踏んで進むと、お目当ての大銀杏は
神社奥の急斜面にしっかり根を張って谷を見下ろしていました。

葉は散ってしまっていましたが、この方が枝の姿はよくわかります。
自分の根元よりも下まで枝をたらし、本当に文字どうりの巨木。
盛り上がり、地表を覆う根の力強いこと!

「すごいなぁ」
(ボキャブラリーは貧困ですが)
その勇姿に、静かな境内で二人で歓声をあげました。


■樹高:30m 幹周:5.5m 推定樹齢400年 大阪府指定天然記念物

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迫力のある本当の姿は巨木写真・八幡神社の大いちょうでぜひご覧下さい。
posted by yuko at 02:30| Comment(3) | TrackBack(2) | 2005年12月の巨木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

延命寺の夕照モミジ2005.12.01

大阪府河内長野市神が丘 延命寺の夕照モミジ

紅葉の時期が気になりながら出そびれ、12月になってしまいました。
きれいなモミジが残っていますように。

河内長野市の延命寺は弘法大師が開いたといわれる古いお寺です。
普段は静かな山寺なのでしょうけれど、紅葉狩りやハイキングの方で賑やかでした。

大師お手植えといわれる(!)カエデの古木
「夕照(ゆうばえ)モミジ」
夕日に映える姿が美しいことからこう呼ばれるそうです。
残念ながら葉はほとんど散ってしまっていました。

根元から2本に分かれた幹は太く苔むしていかにも「老木」です。
けれどその幹から若い枝も伸びていて、もう少し早くきていたら
きっと、見事な紅葉を見られただろうと思います。

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■樹高:約9m 幹周5m 推定樹齢1000年 大阪府指定天然記念物

延命寺は他にもたくさんのモミジがあります。
夕照モミジから石段を登ったところに蓮池があって、
「この池にモミジが映るときれいなんやが」と地元のおじさんが教えてくれました。
(こちらも残念なことに池は干上がっていましたが。)

114-1444_IMG.jpg

いい紅葉狩りができました。

巨木写真・延命寺の夕映えモミジもぜひご覧下さい


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倉垣天満宮の大銀杏2005.11.10

大阪府能勢町倉垣 倉垣天満宮の大イチョウ

なぜか、ぽっかりと時間が空いたので、能勢まで車を走らせることになりました。

4月にもきたときはまだ葉をつけていなかった大銀杏。
あの銀杏が黄葉して黄色い葉が舞うところを撮りたい言っていた主人。
うまく撮れるといいのだけど…。

着いてみると、残念、少し早かったようです。
葉はまだまだ緑ですが、夕刻の西日を浴びてきれいでした。

11月下旬だとよかったのかもしれません。
秋の午後の楽しいドライブでした。

■樹高:22m 幹周:9m 推定樹齢:400年 大阪府指定天然記念物

051110_1501~01.jpg  051110_1501~01.jpg

携帯の写真です。りっぱな姿は
巨木写真・能勢・倉垣天満宮の大銀杏で覧下さい

posted by yuko at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 2005年11月の巨木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月13日

胎金寺山 口の天狗杉2005.10.25

■京都府園部町竹井 摩気神社裏 胎金寺山 口の天狗杉

京都府園部町摩気神社はそれはりっぱな茅葺き屋根のお社です。
なんだか、古代にタイムスリップしたかのような気分になりました。
「天狗杉」はこの神社の裏山にあるそうです。

まず神社裏左手の道を上りましたが、どうも違うよう…。

今度は右手の道を進むことにしました。

113-1385_IMG.jpg ここは裏山への入口です。

113-1386_IMG.jpg この後、道はさらに狭く急勾配に…。

薄暗く狭い山道、ここで熊にであったら、どうすんの…?
「あぶないんちゃうん。ほんまにここにあんの?」
文句を言いながら登ります。

20〜30分登ったでしょうか。
心細くなってきて、もうあきらめようかと思ったころ、
ようやく「天狗杉」の立て札を見つけました。

113-1387_IMG.jpg やった!でも、天狗杉はどこに?

左手の渓谷の杉木立の間に、ひときわ太い幹が見えました。
でも木立に阻まれ、全体の姿は見渡せません。

思い切って谷を下り、大杉の足元にたどりつきました。
谷底から、天に向かってそびえる大天狗でした。


113-1388_IMG.jpg なるほど、これが天狗杉!


無事帰還できてよかったです。

巨木写真・摩気神社裏山胎金寺山口の天狗杉もぜひご覧下さい
posted by yuko at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 2005年10月の巨木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月12日

丹波篠山の六本柳2005.10.25

兵庫県篠山市上宿 六本柳

安田の大杉から、今日の一番の楽しみである「藤坂の大カツラ」へ。

113-1372_IMG.jpg

ところがここで、悲しいことがありました。
山の入り口に張り紙が、
「この山は松茸山につき、部外者の立ち入りを禁ず」

う〜ん、残念っ!
決して松茸泥棒ではないのだけれど、山の掟は守らないと、
ここはあきらめシーズン後に出直すことにしました。

少し足を延ばして亀岡へ向かう途中、偶然見つけたのがこの柳の大樹です。
大きな樹が呼んでくれるなってきたのかしら。

源頼光の鬼退治伝説にまつわる樹だそうですが、
車酔いのぼんやり頭にはよくわかりませんでした。

「六本柳」といってもあとの五本は見当たりませんでした。

■ヨシノヤナギ 樹高:13m  幹周:3m

113-1376_IMG.jpg

詳しくは巨木写真・丹波篠山の六本柳でご覧下さい
posted by yuko at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 2005年10月の巨木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

篠山市・安田の大杉2005.10.25

兵庫県篠山市 安田の大杉

天王トンネルを抜けて篠山市へ、173号線沿いで安田の大杉に出会います。
太い幹と、地表を網目のように這う根が年代を感じさせる巨木です。

この樹は372号線との交差点にあります。
昔から辻の目印だったのでしょうね。
遠くから見ると森のように見えることから通称「甚七森」と呼ばれているとか。

■高さ:33m 根回り:13.2m 目通り周囲:8.4m 
 推定樹齢700〜800年 兵庫県指定文化財

113-1366_IMG.jpg思わず見上げます。

113-1365_IMG.jpg網目のような根が迫力。

私のカメラでは全体の姿は納まりませんでした。
全体像と根元に祀られていたかわいいお稲荷さんは
巨木写真・安田の大杉でぜひご覧下さい
posted by yuko at 16:06| Comment(0) | TrackBack(1) | 2005年10月の巨木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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